効率的なダイエット(減量)は存在しない。
効率の良いダイエットってなんだろう?
健康に良い、体に良い、効果的、効率的…そんな言葉のあやに簡単に引っかかってしまう人が意外にいるのではないかな?と
この世の中は効率的に栄養を摂取できるように食材が進化し、加工機械が進化し、新商品が生み出されてきた。
白米はより純粋糖質が増えるように品種改良され、野菜は苦みや辛みといった雑味を排除するように改良されそれに伴い栄養価は減った。
畜産物はより脂質を蓄えるように餌をあたえられ、体の隅々までうまみ成分を蓄えるように改良された。
純粋な味を追い求めていった結果、狙ったおいしさを提供できるようになった。
世の中は効率的に太れるように進化した。
こうした中で、かたやおいしくもないものを健康に良いと銘打って健康食品が売られている。
それも高価に。
毎日、こんな食事でも減量はできるもんだ。
身体の作りというのはなかなかのブラックボックスで、あれを食えばよいこれを食えばよい、こう動けばよいというわけではないのだ。
その日の起床時間、睡眠時間、運動時間と内容、消化器官の調子、ほかに食べたものとの食べ合わせ、自身が消化吸収しやすい食材、排泄回数、水分補給の回数…。
そのすべてが関係してくる。
短期間で体はそうそう変わらないし、短期間で変わってしまうなら何かがおかしい。どこかに負担がかかっていることを疑わなければいけない。
大切なポイントは、
摂取カロリーと消費カロリーのバランス
栄養素のバランス
長期間(一生)続けられるものなのかどうか
なのだと思う。