「健康に良い」飲み物と「ダイエット(減量)に良い」飲み物は違う。誤解しないように気を付ける。
・健康に良い飲み物を飲んでいるのに一向に痩せない
・食事に気を付けているのに痩せる気配がしない
・ダイエットの時は何を飲めばいい?
そんな方に向けて、30歳を超えてから3か月で20kg以上の減量に成功し、現在は筋肉量を増やすための食事と運動を実践しているぴろすけが、「ダイエットの時に選ぶ飲み物」について注意するポイントなどについて解説をします。
参考になれば幸いです。
飲み物のカロリー、見過ごしてませんか?
摂取する食べ物は糖質を控えたり、野菜を多く食べたり、お菓子を避けたりと気を付けているのになかなか痩せない…。
健康ドリンクを飲んでいるのに、一向に痩せる気配がない…。
そんな方たちに一つ質問です。
「飲み物のカロリーまで気にしてますか?」
食事のカロリーは消費カロリーより少なく気をつけられているのに、食後のコーヒーにいっぱいの砂糖と牛乳を加えていませんか?
運動で消費したカロリーをスポーツドリンクでチャラにしていませんか?
飲み物に含まれるカロリーは糖質の中でも血糖値を急激に上げ、消化吸収されやすい糖類が多く含まれます。
血糖値の急激な変化は、糖質や脂質の脂肪化を効率的にするインスリンの過剰分泌を引き起こします。
水分補給はとても大切ですが、飲み物から知らず知らずのうちにカロリーを摂取していないでしょうか?
「気づかないうちにカロリーオーバーになっていた」なんてことの無いように、ダイエットに向いている飲み物、ダイエット・健康のためにも飲むのは避けた方が良い飲み物を見ていきましょう。
ダイエットに向いている飲み物
ダイエットに有効な飲み物はとにかくカロリーを含まないことです。
栄養価が高い=余計な栄養やカロリーまで取ってしまう可能性があります。
健康成分を含む含まないの前に、カロリーが無いものを選びましょう。
また、カロリーゼロや糖類ゼロの飲み物は別の危険性があるため、カロリーが無いと謳っていても選択しない方が無難です。(こちらについては後述します。)
①カロリーが無い飲み物
水道水・ミネラルウォーター
飲み物の鉄板です。とりあえず水。
これを選べば間違いはないですし、最も安価な飲み物です。
小腹が空いたときに飲めば、空腹感を紛らわすことができます。
炭酸水
こちらもダイエットによくおすすめされますね。
私もよく飲んでいます。
炭酸がはじけることで、お腹が膨れやすく水よりも空腹感をごまかしやすいです。
次は、カロリーが無いうえに健康成分が含まれているパーフェクト飲料の紹介です。
②健康成分があってカロリーの無い飲み物
緑茶
緑茶に含まれるカテキンには「抗酸化作用」「抗ウィルス作用」以外にも「血糖値の上昇を防ぐ」「コレステロール値を下げる」作用などがあります。
血糖値の上昇やコレステロール値を下げる作用を最大限に発揮するには、食事前か食事中に摂取すると良いです。
カフェインが含まれていて、覚醒作用による不眠や利尿作用が高い点には注意が必要です。
ブラックコーヒー
コーヒーポリフェノールにも、食事の脂肪の吸収を抑える効果が高く、赤ワインに匹敵するほどのポリフェノールが含まれています。
また、コーヒーの香りにはリラックス効果があることもわかっています。
カフェインによる覚醒効果も相まってストレス社会にもってこいの飲み物です。
こちらもカフェインが含まれていますので、飲み過ぎには気をつけたいところです。
ウーロン茶
ウーロン茶にもコーヒー同様にウーロン茶ポリフェノール、カフェインが含まれています。
ウーロン茶ポリフェノールは、黒ウーロン茶が「脂肪の吸収を抑える」トクホ指定の効果があるように、ダイエットに向いています。
脂肪吸収を抑える効果は食事と同時にウーロン茶を飲むことで発揮されるため、食事時に飲むのが良いでしょう。
緑茶・コーヒー・ウーロン茶は食事と一緒に飲むとダイエット(減量)効果が高いです。
ただし、カフェインを多く含みますので、飲み過ぎには注意が必要です。
今度は反対にダイエット(減量)には不向きな飲み物を見てみましょう。
ダイエットに向いていない飲み物
飲み物でカロリーを摂取してしまうと、食べられる量が限られてしまいます。
したがって、カロリーを含む飲み物は全般的にダイエット(減量)には向いていないこととなります。
①健康に良いがカロリーを含む飲み物
バターコーヒー
ホットコーヒーにグラスフェットバターやMCTオイルを混ぜた飲み物です。
糖質は含まれていませんが、良質ではあるものの脂質が含まれています。
朝食の置き換え食にするとよいとのことですが、朝食と一緒に摂取して朝からハイカロリーにならないように気を付けましょう。
レモン水
一見よさそうに見えますが、果実ジュースに分類されます。
わずかながら、レモン果汁にカロリーを含みますので、必要以上に飲んでしまわないように気をつけましょう。
ビタミンCは肌質を整えたり、健康には良いものです。
ココナツウォーター
100mLあたりおよそ20kcalが含まれます。
カリウムやマグネシウムなどのミネラルが豊富で、健康に良いです。
人体に近い電解質濃度で吸収がよく、とある映画では点滴の代わりに使用していたシーンがありました。(タイトル忘れてしまいました。知ってたら教えてください!)
カロリーはやや含みますので、飲み過ぎに注意です。
野菜・果実ジュース
野菜や果実由来の健康成分、ビタミンが含まれます。
注意したいのが、さらさら系の野菜ジュースの場合だと食物繊維が含まれず、純粋な糖質ジュースになってしまっていて、糖質お化けになる可能性が高いです。
野菜ジュースで野菜を
ちなみにサラサラでないドロドロ系の野菜ジュースでは、「野菜一日これ一本」「野菜一日これ一杯」系がおすすめです。
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ココア
脂肪吸収を抑えるカカオポリフェノール、ココアに含まれる食物繊維「リグニン」には便通をよくする働きがあります。
一般的に売られているココアは砂糖が含まれているので、砂糖の含まれていないものを選ぶなどカロリーを取り過ぎないように気をつけましょう。
最近ココア飲んでないです。お菓子作り用のココアは無糖のようですが、これをそのまま溶かして飲んだらおいしいのでしょうか?
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②カロリーを含む飲み物
清涼飲料水全般
コーラ・サイダーやスポーツドリンク、そしてジュースはこちらに含まれます。
ぶどう糖果糖液糖や甘味料が多く含まれ、おおむね100mLあたり30Kcalを超える飲み物です。
飲み物には糖類が多く含まれ、血糖値の急上昇を引き起こします。つまり空腹になりやすいということです。ダイエットにはあまりよくないですね。
カロリーオフ・カロリーゼロの飲み物は選んでもいいの?
カロリーオフは100mLあたりのカロリーが20kcal以下の飲み物に、
カロリーゼロは100mLあたりのカロリーが5kcal以下の飲み物に限り表示をすることができます。
わずかにカロリーが含まれるので、完全なゼロカロリーではありません。
また、糖質だけでなく人工甘味料によってインスリンを分泌することがわかっているようです。
私的に怖いのは人工甘味料による味付けによって、薄味に慣れていかないことで食事の味付が濃くなり、塩分・糖分過多になってしまう可能性があることです。
体内の塩分濃度が高いとむくみの原因になったり、ダイエット(減量)の妨げになる恐れがあります。
まとめ
飲み物でカロリーを取らないように気をつけましょう。
そのために良い飲み物は、「水かお茶」。
最後までご覧いただきありがとうございます。
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