下半身を温めて寒さを防ぐ、頭寒足熱。ダイエットにも効果あり。
・下半身が冷えて大変な人
・寒さ対策について知りたい人
・冬のダイエット(減量)のコツを知りたい人
そんな方に向けて、30歳を超えてから3か月で20kg以上の減量に成功し、現在は筋肉量を増やすための食事と運動を実践しているぴろすけが、「頭寒足熱」について解説をします。
ずかん-そくねつ【頭寒足熱】
頭部を冷たく冷やし、足部を暖かくすること。このようにすると健康によいとされる。
なぜ健康に良いのかを解説していきます。
参考になれば幸いです。
今週のお題「お気に入りの靴下」
またこの記事は、以下の記事を先にお読みいただくと、より理解しやすくなります。
頭寒足熱がなぜ、健康に良いのか
体温は臓器や脳を優先し手足の末端まで温められません。
そのために手足をしっかり寒さ対策することが重要です。
体温が高いと免疫力が高まるため、体を冷やさないことが病気を防ぎ健康に良いとされます。
体温は頭を基準に決めている
体温は頭や内臓の温度を基準に調節しています。
なぜ体温が頭を基準にしてるのかというと、上半身には生きるために重要な器官がまとまっているためです。
脳や臓器の温度が下がっていくと、低体温症となり気絶や思考のとぎれ、消化酵素が働かず消化不全により適切なエネルギーが取り出せず栄養失調になってしまいます。
カエルやヘビなどの爬虫類が冬に冬眠をするのは、自ら熱を発することができないために半仮死状態になるからです。
頭を温めたときと手足の末端を温めたときの実験結果が必見!目がテン⁉ライブラリーに残っています。
重要な脳や臓器の保温が優先
冬の寒さの中でも活動をしていくためには、真っ先に脳や臓器を温める必要があります。
そのために、褐色脂肪細胞*1や筋肉で作られた熱は血流にのり臓器をめぐり、その後に手足などの末端へ運ばれます。
また首や、手首、足首といった体の中でも細い部分を通るときに熱が外に逃げてしまうので、しっかり対策しないと手足がより冷えてしまいます。
手や足の末端を温めることが大切
身体の中心で作られた熱を逃さないためにも、手足の保温対策が重要なことがわかります。
頭や上半身を温めてしまうと発熱が抑えられてしまうので、先に手足を温めることが全身をきちんと温めることにつながります。
特に下半身を温めると上半身は意外と薄着でも寒さを感じにくくなります。
足熱のために、まずは靴下
靴下を履くか履いていないかだけでも、寒さの感じ方に変化があります。
靴下やインナータイツを履いて寒さに備えていきましょう。
身体で最も遠い場所「足」
足は心臓から最も遠い場所にあります。
そのため、血流が滞りやすくむくみやすいです。
むくんでしまうとさらに血流が悪くなり、血流が悪くなるとさらに足が冷えてしまいます。
足や下半身の寒さ対策が重要です。
ふくらはぎは血液循環の要所
ふくらはぎは第二の心臓というくらい重要な部位です。
ふくらはぎの筋肉を動かすことでポンプの役割を果たし、足へ送られた血液を上半身へ循環させます。
そのため、デスクワークが多く座りっぱなしの場合は注意が必要です。
足を上下に動かしてふくらはぎをストレッチさせて血流が鈍らないようにマッサージをしてあげましょう。
まずは靴下、さらにタイツがあると◎
足や下半身の寒さ対策には、「靴下」「タイツ」が有効です。
私自身は靴下にこだわりはありませんが、タイツはお気に入りのものがあります。
値段も手ごろで、寒くも熱くも感じないちょうどいいを維持してくれる優れものタイツです。
代謝を上げてダイエット(減量)を効果的に
冬は気温が低いために、体は熱を作らなければなりません。そのため夏よりも基礎代謝が上がっています。
熱は筋肉で作られますので、適度なトレーニングを行うとダイエット(減量)にも効果的です。
上半身が温まると身体は熱を作らない
「体温は頭を基準に決めている」の項目でも説明した通り、上半身を温めてしまうと身体は十分だと思って熱を作らなくなります。
末端の冷えは解決せず、代謝も落ち着いてしまいます。
そのため、上半身は薄めに、手足や下半身は厚めに防寒対策をすることで代謝を上げつつ、冷えも解消しやすくなります。
体温は筋肉で作られる
体温の熱は主に筋肉で作られます。そのため、筋トレを行って筋肉をつけることは冷え性の対策、代謝アップに効果的です。
外に出て有酸素運動をするのも寒いので、TVや動画を見ながら筋トレをするのが冬の運動としては最適かもしれません。
私も、だんだんジョギングやロードバイクの量が減ってきました。その代わり筋トレの割合を増やしてます。
体温をコントロールして暖房代も節約
下半身の防寒対策をしっかりと行い、体温を適切にコントロールすることで必要以上に暖房をつけずに済みます。
暖房で暖まりすぎないように気を付けていきたいところです。
代謝を上げる食事や冷え性対策
食事の内容を見直すことでさらに代謝アップを狙えます。また食事をすることで熱を発するので、冷え性対策には食事の内容にも気を付けていきましょう。
たんぱく質の消化に必要なエネルギーは糖質の約5倍
食事をした後、消化吸収するためにエネルギーを必要とし熱を発生します。
それをDIT(食事誘発性熱産生)と言います。
たんぱく質は摂取エネルギーの約30%の、糖質は約6%の熱を発生します。
そのため、たんぱく質を中心に摂取するとダイエット(減量)に効果的になります。
消化に良すぎる食事は代謝が下がる。
消化に良い食事はまず腹持ちが悪いです。
また吸収が速くなり血糖値の急上昇につながったり、消化にエネルギーを使わないので代謝が下がります。
食物繊維が多く、食べ応えがあるものをよく噛んで食べることがダイエット(減量)に効果的であるといえます。
食事誘発性熱産生 / DIT | e-ヘルスネット(厚生労働省)
ふくらはぎや太ももを鍛える
ふくらはぎの筋肉は血液循環の要です。
また、太ももの筋肉群は人間の体の中で最も大きな筋肉になります。
大きな筋肉は動かすのにそれだけエネルギーを消費するため、太ももを鍛えることはダイエット(減量)に効果的です。
おすすめの筋トレは「スクワット」です。
スクワットは太ももの筋肉だけでなく、ふくらはぎや腰回りの筋肉も同時に鍛えていきます。
お腹周りの引き締め効果もスクワットで叶えることができます。
まとめ
下半身や末端を特に防寒対策し、
たんぱく質を摂取し、スクワットをする。
最後までご覧いただきありがとうございます。
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*1:発熱細胞と呼ぶ脂肪を熱に変える細胞です。